宿敵粉砕
先週日曜日のヤクルト戦、11-2で快勝した後のことです。この日のヒーローだった中野選手は「来週は全部勝つつもりで」と口にしました。
その言葉は現実となりました。昨日の巨人戦に8-1で勝利し6連勝で1週間全勝、更に9年ぶりの東京ドームの巨人戦3タテを達成したのです。
試合は西純矢と高橋の両先発で始まりました。西は2回にウォーカーにソロホームランこそ浴びるものの、それ以外はほぼ完璧に抑え7回を僅か91球、3安打1失点と好投しました。
打線は阪神キラー高橋を打てないことが予想され、案の定序盤は苦しみました。しかし6回表、糸原が同点タイムリーを放つと、梅野もタイムリーを放ち逆転。さらに8回には糸井、山本、9回には近本のタイムリーで一気に巨人を突き放し、気づけば8-1で快勝。ついに打線が目覚めました。
そして、不振だった糸原が4安打、梅野もタイムリー(ゲッツーはありましたが)を打つなど、復調の兆しが見られました。もう開幕から1ヶ月経ったことですし、ここから調子を上げていってもらいたいものです。
ここまで完璧なゴールデンウィークを過ごしているタイガース。明日からは甲子園でヤクルトと3連戦。最大8あった5位横浜とのゲーム差は2.5まで縮まりました。この良い流れを継続して行ってほしいものです。
強虎復活！
強い阪神が戻ってきました。今日の東京ドームでの巨人戦、10-3で快勝。今季初の5連勝で4月を最高の形で締めくくりました。
自分は今日の試合は見ていなかったのですが、試合結果を確認して仰天しました。そもそも今日で連勝は止まるだろうと思っていたので、勝ったことにまず驚きました。
投げてはウィルカーソンが先制されなからも5回2失点にまとめ、打線は6回に追いつくと、7回に制球の定まらない巨人2番手の今村から近本の押し出し四球、中野のタイムリーで勝ち越し、代わった畠からも3点を奪い、8回には山本が古巣相手に移籍後初本塁打となるダメ押しのツーランホームランで勝負あり。ウィルカーソンの後を継いだ渡邊雄大にプロ初勝利がつきました。
今日は打線も頑張りましたが、何より勝ちパターンを休ませることができたのが大きかったと思います。明日の先発は西純矢ということで、長くても6回あたりで下がると思われるので、今日の試合で湯浅、岩崎あたりを温存できたことは良かったと思います。
明日勝てば6連勝、そして初の同一カード3連勝となります。上昇気流にこのまま乗っていってほしいところです。
3年ぶりの阪神戦現地観戦記録
すっかり更新をサボっていましたが、先日(4/20)、友人と共に横浜スタジアムに乗り込み、阪神と横浜の試合を観戦してきました。今回はその観戦録です。
今回は外野の10段目辺りで観戦しました。人生初めての外野席での観戦でした。
球場飯。崎陽軒のシウマイチャーハンです。ハマスタといえばみかん氷、目玉チャーハン、ベイカラあたりが有名だと思いますが、あいにく外野席のところには崎陽軒の売店しかなく、ベイカラは買えませんでした(みかん氷は崎陽軒で売ってましたが寒いのでやめました)。味はいつもの味でした。
スタメン発表とメンバー表交換。阪神は豊田がプロ初スタメン。
試合の内容はというと、阪神・小川は完璧なピッチング。横浜・東は要所を締める投球で、その後両チームの中継ぎも踏ん張り、なかなか得点出来ない中で、延長10回…
やられてしまいました。4番手浜地が先頭のソトにサヨナラホームランを打たれて試合終了。正直なところ、あの打球でスタンドに入るとは思いませんでした。
この日の敗因は打線が幾度となくやってきたチャンスを潰したことに尽きるでしょう。特に初回はいきなりノーアウト二塁のチャンスを作りながらも無得点。その後も尽くチャンスで打てず、7回無失点と好投した小川を援護できませんでした。
浜地は責められません。最近調子がよかったし、誰だって打たれる日はあります。この日の投手陣(小川、湯浅、アルカンタラ、浜地)はよく投げていました。
試合後の演出を睨みつけながら球場を後にしました。ただ、負けはしましたが現地観戦はやはり楽しかったです。
次回の現地は5/3、5/4の甲子園のヤクルト戦です。それもまた記事にします。
ハマスタで打線爆発へ
3日ぶりの更新。日曜(4/17)の試合はガンケルがウォーカーにスリーランを打たれ、打線も糸井のソロ以外は得点できず3連勝はなりませんでしたが、勝ち越せたことは良かったと思います。
ところで、皆さん(と言っても読んでいる人などいないはずですが)ご存知の通り、阪神は先週に伊藤将司・藤浪・江越がコロナ感染で登録抹消、苦しい戦いを強いられています(青柳が戻ってきたのは救いですが)。しかし、横浜DeNAの苦しみは阪神の比ではありません。のべ10人以上の選手がコロナ感染、および濃厚接触者認定を受け離脱しています。
そんな中で今日から阪神と横浜の3連戦を迎えるわけです。今日の先発は西勇輝。先々週の横浜戦ではチーム初勝利となる完封勝利を挙げるなど、今季は昨年終盤の不振から完全に脱却しています。
とはいえ、いくら投手が抑えようと、打線が点を取れなければ勝つことはできません。今シーズンは投打が噛み合わないことばかりですが、先週は打線の貧打が顕著でした。なんと6試合でたった9得点。これで2勝できたのが不思議なレベルです。
ただ、阪神には力強い味方がいます。それはこの3連戦の開催地、横浜スタジアムです。去年はそうでもありませんでしたが、最近の阪神はハマスタで打線が爆発する傾向が強く、4年前には20得点を記録したこともありました。そんな相性の良いハマスタで、打線が息を吹き返し、勝ち越してくれることを期待したいですね。
なお、自分は明日(4/20)の試合を観戦しに行きます。その記録は後日記します。
今季初の連勝！
とうとう暗闇から抜け出したでしょうか。阪神タイガースが今日も巨人を下し破竹の2連勝。今季初の連勝とカード勝ち越しが宿敵巨人戦ということで、勝利の瞬間は皆さん喜ばれたと思います。
試合の内容はというと、3回に中野のショートゴロを坂本が悪送球(記録はヒット)する間に先制し、4回に大山がチーム64イニングぶりのタイムリー。来日初先発のウィルカーソンが5回までわずか1安打投球、6回に1点を失いはしましたが踏ん張ってリードを守ります。
その後はアルカンタラ、湯浅、岩崎の鉄壁リレーで1点差を逃げ切り見事勝利。もう少し点を取って欲しかったですが、とりあえず今日は投手陣を褒めましょう。中でも湯浅が凄かった。ノーアウト2塁のピンチを招きはしたものの、坂本・ポランコを連続三振、岡本もセンターフライできっちり無失点。ストレートで次々に空振りを奪うシーンには惚れ惚れしました。藤川2世になれると思います。
明日はガンケル先生と赤星の両先発。今季初の3タテはなるでしょうか。注目の一戦です。
連敗脱出2勝目
いやー、本当に長かったですね。6連敗ストップで今季2勝目。再び勝率も1割台に乗ったということで、昨日は喜びのうちに眠りにつけた人も多かったのではないでしょうか。
投げては戻ってきた先発青柳が8回1失点の好投、9回に岩崎が今季初セーブ。打ってはサトテルのツーランと、最近目覚めたロハスが8回にダメ押しのツーランを放って4-1。ようやく理想的な試合ができましたね。
ところで、勝利後の矢野監督のインタビューでこんなものが出ました。予祝、試合前ハイタッチ、メンタル講習と、何かの宗教に取り憑かれたのかというくらいに最近の阪神は変ですが、勝ってくれればそれでいいのです。
今日はシューメイカーと来日初先発のウィルカーソン。シーズン初のカード勝ち越しと連勝へ、頑張れタイガース！
借金11
28年ぶりの完全試合ですか…ロッテの佐々木投手、やってくれましたね。槙原さん以来生まれていなかった記録を、19奪三振、13連続三振で華々しく達成。恐ろしい20歳だと思います。
そんな陰で阪神は…1-0で零封負け。
ガンケル先生は2回に広島・マクブルームにソロホームラン打たれはしましたが、結局今日の試合の両チームの得点はその1点だけ。7回3安打1失点に抑えていて、何故負けるのでしょう。
9回裏、いくら相手が栗林だからって1死3塁から佐藤、大山連続三振…去年の前半なら点が入っていたんだろうと思ったり思わなかったり。
これで早くも借金11。「イチニカケル」の言葉通り、阪神は依然として1勝しかしていません。なんとかしてほしいものです。
ただ、敗戦の中にも少しだけ喜ぶべきことが。9回に登板した岩崎、500奪三振達成。おめでとうございます。
明後日からは中日戦ですが、ドラゴンズは貧弱タイガースに容赦なく大野雄大、柳をぶつけてくるそうです。3連戦のうち1個は勝ってほしいかな…勝ち越しなんて贅沢なことは言わないので。
ではまた。
